石橋正雄の「生き方上手じゃないけれど」

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zoom RSS ドラマ「契約結婚」 第5週A(第24回〜第25回)

<<   作成日時 : 2005/08/08 12:24   >>

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【第24回 8/4放送分 脚本:いとう斗士八】
 来るな来るなと美千代に言われても、仕事をほったらかしてケーキ片手に病院にやって来る万砂子。いくら自分を責めているとはいえ、自分のしていることが美千代の神経を逆撫でしていることに気付かないのだろうか?もうかなり何度も美千代の神経を逆撫でし、その姿を目の当たりにしているというのに、まだ美千代の許に性懲りも無くやって来る万砂子。どうやら本人は償いだと言って正しいことをしているつもりなのだろう。それを「余計なお世話」と言うのだ。

 以前は次雄と一生に愛し合っていけると思っていたのに、今では段々次雄のことが嫌いになって行きそうで恐いという美千代。
 それに対する信太郎の言葉。これは注目だ。
「言ったろ?人間なんていい加減なもんだって。人の心は変わるんだって。ましてや次雄さんがこんな風になってしまったら、今まで通りの愛なんて感じられるはずが無い。」
「でもそれは、酷いことでしょう?冷たいことでしょう?」
「普通のことだよ。愛を純粋なものだと考えない方がいい。所詮男女間の愛なんて、性欲を正当化するための道具に過ぎない。愛してる対象が変われば、愛だって変わる。消えてなくなったって不思議なことじゃないよ」
 確かにその通りだと思う。ストーリーが進むに従って、信太郎の言葉に説得力が増してくる。ひょっとしてこれは当初から意図していたことだろうか?最初からいきなり信太郎の考えを全面に押し出しても、視聴者には理解されないだろう、だったらストーリーの展開と共に、信太郎の考えが視聴者に分かるようにした方がよいのでは、と制作側は考えたのだろうか(それにしては、これまでの展開は余りにお粗末だったと思うが・・・)。
 しかし信太郎にせよ、本当の愛とは何かがまだ分かっていないようだ(同じことは万砂子にも言える)。それをちゃんとドラマが提示してくれるかは・・・あまり期待しないでおこう。

 万砂子が片桐と話しているのを見て、引き返してしまった信太郎。
 しかし、片桐が万砂子にする話は法律めいた話で、どうやら本当に万砂子のためにはならなかったようだ。

 次雄の怪我が癒えたら、退院するということを聞いて、美千代は喜んでいるだろうという万砂子。これに対する信太郎の言葉にも注目だ。
「万砂子らしい考えだな、純粋なのか単純なのか分からないけど・・・。人の心は変わるんだよ、万砂子。綺麗ごとだけじゃ生きられないんだ」
 よく言った信太郎!もっと早くその台詞を聞きたかった!
 その言葉にまたショックを受けている万砂子。あなたはまだまだ反省が足りない。もっと辛い目に会って、考えを根本的に改めてもらいたいものだ。(万砂子に対して嗜虐的な気持ちになっているのは、私だけではないと信じたいところだ)

 昨夜の信太郎の言葉で気が軽くなり、すっかり信太郎と親しくなった美千代。このドラマで、初めて信太郎の考えに対する同調者が出て来た。これはかなり重要なことだろう。これまでずっと、信太郎の考えは間違っているという前提でドラマが進んできたのだから。それがストーリーが進むにつれて、信太郎の考えにも一理あるという雰囲気が漂い始めた(風向きが変わったのは、第18回の「受け入れる愛」を信太郎が言い始めたころからだ)。そしてこの回で、美千代が信太郎の考えに共感していると、ハッキリ口にするようになったのだ。
 それとは逆に、当初は万砂子の言い分が全く正しいという前提で進んでいたストーリーが、次第に万砂子の考えはおかしいという雰囲気になり始めた。それがハッキリしたのは、例の手紙を出した辺りからだろう。そして今では、万砂子の方が孤立無援の状況である。

 信太郎に「逃げ場」になって欲しい、心を許して話せる相手になって欲しいと、信太郎に抱きつきながら言う美千代。そして、次雄を捨てるかも知れないとまで言い出した!
 「えーっ!そんなのアリ?」と思っている方。実はこれ、原作通りなのである。
 ただ原作と違うのは、万砂子と美千代が親友であるということだ。原作では、伊吹まさ子と稲垣美千代は親友ではなく、赤の他人という設定になっている。ただ、同い年という点はどうやら原作もドラマも同じのようだ。

 そして、よりによって信太郎が美千代に抱きつかれているところを、万砂子に見られてしまった。ここで次回へ。

【第25回 8/5放送分 脚本:いとう斗士八】
 突如信太郎によそよそしい態度を取り始めた万砂子。その理由を信太郎が聞こうとしても、美千代が信太郎に抱きついているところを見たことを、万砂子は言おうとはしない。そして何と、自分は自分で好きにさせてくれと万砂子の方から言い出した!
 実はこれは、万砂子が美千代の家族を奪っておきながら、自分だけ信太郎に頼る訳にはいかないからだと考えたかららしい。それを万砂子の家族が聞くと、そんなに自分を責めなくてもよいのではないかと言った。それだけでなく、信太郎に頼った方がいいとまで言うようになった!
 何と、家族においてすら万砂子への同調者はいなかった。これで万砂子は、完全に孤立無援になったも同然である。さすがにこれは私も予想していなかった。ひょっとしたら万砂子も、家族が自分に同情して慰めてくれると思ったのだろうか。いくらドラマとはいえ、さすがにそこまで甘くはなかったようだ。

 信太郎の家に美千代がやって来た。それも八重子がいない時にである(最近出かけることが多いと信太郎は言っているが、実はこれは原作通りなのである。なぜ八重子が最近よく出かけるようになったのか、それはドラマを良く見ている方なら既にお分かりであろう)。
 そして美千代は、信太郎に抱いて欲しいと言った!ベッドの上で抱き合いながら、愛してると言って、と信太郎に迫った!そして信太郎も、愛してると言ってしまった!・・・そして、どうやら本当にヤってしまったようだ。
 しかし、実は美千代に万砂子を許して欲しいがために美千代を抱いたのだった(かなり苦しい言い訳だが)。信太郎はあくまで美千代にとっての「逃げ場」に徹するつもりだったというのだ。だが美千代は、信太郎を本気で愛するまでになってしまっていたのだった。結局、美千代は信太郎にも裏切られることになってしまった。

 万砂子が「美千代に何をしてよいのか」と苦しんでいるように、信太郎も「万砂子に何をしてよいのか」と苦しんでいる、今こそ夫婦が支えあう時ではないかと、熱く語る若林君。彼の「今時の男」といった風貌からは想像できない人が多いだろうが、原作の若林君もこのように、愛について真剣な考えを持っている人物なのである(その愛に対する真剣さゆえに・・・これも今のところ話は控えよう。ヒントは、なぜ万砂子のマンションに来てまで、そんなことを言いに来たのか、ということだ)。

 そして信太郎は万砂子に、もう自分を責めるのはよせ、俺が愛しているのは万砂子だけだ、と言う。そして二人は抱き合い、ベッドにもつれ込んだ・・・。
 そしてベッドで事が済んだ直後に、美千代が万砂子のマンションにやって来た。そして、信太郎が美千代を抱いたこと、そして、信太郎が美千代を愛してると言ったことを、万砂子の前で暴露してしまった。ベッドの上で裸になったまま、苦い顔でそのことを認める信太郎―――
 どうやら次回から美千代がかなり派手に立ち回るようだ。それも、これまでの美千代とは打って変わった姿で・・・。既に原作を読んでいる立場から言わせて頂くと、「まあ、せいぜい頑張れば?」

 やっと最新のオンエアにまで辿りつくことが出来た。
 なかなか面白い展開になって来たと思う。特にこの週に入ってからだ。それはドラマにやっとリアリティが感じられるようになったからだろう。
 ストーリーもかなり進んできたように思うのだが、話はまだ残り40回分もある。原作からもハイライトとなる話はかなり出たように思うのだが、いやいや、まだ出て来ていないネタはたくさんある。楽しみに待つことにしよう。


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